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Googleビジネスプロフィールの投稿に効果はあるか

投稿機能は、Googleビジネスプロフィールのなかで最も手間がかかる割に、成果が見えにくい箇所です。週に1本書き続けている店舗からも、やめた店舗からも、「結局どうなのか分からない」…

目次 6 SECTIONS
この記事の結論
  • Googleは投稿が来店を促進すると述べているが、効果の大きさを示す数値は公表していない
  • パフォーマンス画面に投稿単体の閲覧数指標はなく、取得できるのは特典の閲覧数とクリック数に限られる
  • 効果を知りたい場合は、投稿する期間と出さない期間を分け、自店のデータで比較する

投稿機能は、Googleビジネスプロフィールのなかで最も手間がかかる割に、成果が見えにくい箇所です。週に1本書き続けている店舗からも、やめた店舗からも、「結局どうなのか分からない」という声を聞きます。

結論から言えば、Googleは投稿が来店につながると述べていますが、どの程度つながるのかを示す数値は公表していません。そして管理画面のパフォーマンスにも、投稿ごとの閲覧数を見る指標は用意されていません。

この記事では、Googleが公表している範囲と、公表していない範囲を分けて整理します。そのうえで、効果があるかどうかを自店のデータで判断する手順を示します。

投稿機能では何ができるのか

投稿は、ビジネスプロフィールに短い記事やお知らせを追加する機能です。2026年10月時点で、Googleは投稿を3種類に分けて案内しています。

種類内容必須項目
最新情報ビジネスに関する情報を共有する。説明、写真、動画、リンク付きの操作ボタンを追加できる本文
特典プロモーションやお得情報を発信する。「特典を表示」ボタンが自動で追加され、クーポンコードや利用規約も加えられるタイトル、日付、時刻
イベント店舗などでのイベントを宣伝するタイトル、開始・終了の日時

どこに表示されるのか

Googleのヘルプでは、モバイルではGoogle検索とGoogleマップのビジネスプロフィールの「最新情報」または「概要」タブ、パソコンでは同じプロフィールの「オーナー」セクションに表示されると説明されています。

つまり、投稿はプロフィールを見ているユーザーに届く機能です。検索結果の一覧に単独で並ぶものではありません。ここを取り違えると、期待値がずれます。

なお、モバイルでは「注目の投稿」としてプロフィールに直接追加される場合があるとされていますが、この機能は米国、英国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドで、英語により1か所のみで営業する飲食店向けに提供されていると明記されています。日本の店舗は現時点で対象外です。

期限と審査

投稿には2つの仕組みがあります。

  • 期間が設定されていない投稿は、6か月が経過するとアーカイブされます
  • 公開後に審査が行われ、ステータスは「公開中」「審査待ち」「不承認」のいずれかになります

2026年4月7日には、Google Business Profile APIに定期投稿の設定(RecurrenceInfo)が追加されました。管理画面側でも公開日時の予約と定期公開が案内されており、毎週・毎月といった間隔での自動公開ができます。

投稿に集客効果はあるのか

Googleのヘルプは、投稿によって「ユーザーの来店を促進できます」と述べています。カスタマーエクスペリエンスの向上や、写真・動画によるユーザーとの接点づくりも効果として挙げられています。

一方で、閲覧数や来店数がどれだけ増えるかを示すデータや数値は、ヘルプには記載がありません。

ここは書き分けが必要な箇所です。

種類この記事での扱い
投稿が来店を促進しうることGoogleが公表している事実として扱う
投稿の有無と来店数の関係公表された数値がないため、断定しない
投稿の有無と順位の関係Googleはローカル検索結果の順位を関連性・距離・知名度の3つで説明しており、投稿を順位要因として挙げていない。影響の有無は推測の域を出ない
私たちが支援した範囲での傾向「私たちが支援した範囲では」と限定して書く

「投稿を毎週出せば順位が上がる」という説明を見かけますが、Googleがそう述べている資料は確認できません。投稿は、プロフィールを見た人に情報を届けるための枠だと考えるほうが実態に近いはずです。

私たちが支援した範囲では、投稿の効果が見えやすかったのは、期間限定のメニューや営業時間の変更など、来店判断に直結する情報を出したときでした。一般的な挨拶文や季節の話題を出した投稿では、はっきりした変化は確認できていません。

投稿の効果はどこまで測れるのか

パフォーマンス画面で取得できる指標は決まっています。2026年10月時点で案内されているのは次のとおりです。

指標内容
インタラクション数すべてのインタラクションの概要
検索ビジネスの検索に使われた検索語句
閲覧数Google検索とGoogleマップでプロフィールを閲覧したユーザー数
ルートビジネスへのルートを検索したユーザー数
通話数通話ボタンがクリックされた回数
ウェブサイトのクリックプロフィールのウェブサイトリンクのクリック数
メッセージメッセージでの会話数
予約完了した予約数
商品店舗で販売される商品の閲覧回数
メニューユーザーごとの1日あたりのメニューコンテンツのクリック数
特典表示された特典が閲覧され、クリックされた回数

この一覧に、「最新情報」や「イベント」の投稿ごとの閲覧数はありません。投稿に紐づく数値として取れるのは、特典の閲覧数とクリック数だけです。

さらに、閲覧数の数え方には注意点があります。Googleは閲覧数をユニークユーザー数として数え、ユーザーは1日1回のみカウントされると明記しています。複数のデバイスやプラットフォームでのアクセスにはカウントの上限があり、Google上での合計表示回数は含まれません。そのため、プロフィールやメール通知で見える表示回数よりも少なくなることがあります。

投稿の効果を「閲覧数の増減」で測ろうとすると、この数え方の制約を踏まえる必要があります。

投稿の効果を自店で検証する手順

公表された数値がない以上、自店のデータで判断するしかありません。次の手順であれば、手持ちの指標でも比較ができます。

  1. 検証したい指標を1つ決める。来店に近い指標が望ましく、通話数、ルート、ウェブサイトのクリックのいずれかを選ぶ
  2. 投稿を出す期間と出さない期間を、それぞれ4週間以上とる。曜日の偏りをなくすため、週単位で区切る
  3. その期間は、投稿以外の設定を変えない。写真の追加、カテゴリの変更、営業時間の変更を同時に行わない
  4. 期間ごとの指標を記録する。「検索」指標は毎月月初に更新され、表示まで約5日かかることがあるため、月をまたぐ比較では更新タイミングを待つ
  5. 差が出たら、季節要因と広告の有無を確認する。同じ時期の前年データがあれば突き合わせる
  6. 特典を使った場合は、特典の閲覧数とクリック数も記録する。投稿に紐づく唯一の直接指標になる

この方法でも、厳密な因果は特定できません。検索結果は時間帯やユーザーによって変わり、投稿以外の変数を完全に排除することはできないからです。あくまで、自店の判断材料をつくる作業だと考えてください。

検証の前にやめたほうがよいこと

  • 投稿の開始と同時に写真を大量に追加する。どちらが効いたか分からなくなります
  • 1週間だけ試して結論を出す。日次の変動に飲まれます
  • 複数店舗で同時に始める。地域差と施策の差が混ざります

審査で不承認になりやすい投稿

投稿は公開後に審査されます。不承認になりやすい内容は、ヘルプに記載があります。

  • 投稿先のビジネスと確認できない電話番号を説明文に含めること
  • マルウェア、ウイルス、フィッシング、ポルノへのリンク
  • 性的な表現や、攻撃的・不適切な表現
  • 誤字脱字や自動生成コンテンツなど、質の低い内容

コンテンツポリシーのページでは、不正行為や不正使用を防ぐため、未確認の連絡先情報を含む投稿は削除されることがあると説明されています。対象は電話番号、メールアドレス、ソーシャルメディアのハンドル名です。電話をしてほしい場合は、本文に番号を書くのではなく、投稿に「今すぐ電話」ボタンを追加する方法が案内されています。

ホテルには別のルールがあります。ホテルは「特典」の投稿を作成できず、特価セール、プロモーション、スペシャルオファー、割引に言及する投稿も作成できません。通常の宿泊料金と広告の料金をユーザーが混同しないようにするためと説明されています。

よくある質問

投稿は毎週出す必要がありますか

Googleが頻度を指定している資料は確認できません。期間が設定されていない投稿は6か月でアーカイブされるため、プロフィールに常に情報を置いておきたい場合は、その範囲内での更新が目安になります。頻度を決める前に、来店判断に役立つ情報が自店に何本あるかを数えるほうが現実的です。

投稿をすると検索順位は上がりますか

Googleはローカル検索結果の順位を「関連性」「距離」「知名度」の3つで説明しており、投稿を順位要因として挙げていません。上がると断定できる根拠は確認できません。投稿は、プロフィールを見た人に情報を届ける枠として考えてください。

6か月より前の投稿はどうなりますか

期間が設定されていない投稿は、6か月が経過するとアーカイブされます。削除されるわけではありませんが、プロフィール上では表示されなくなります。常時掲載しておきたい情報は、投稿ではなくビジネス情報や商品・サービスの欄に置くほうが適しています。

投稿の閲覧数はどこで見られますか

2026年10月時点のパフォーマンス画面に、「最新情報」や「イベント」の投稿ごとの閲覧数を見る指標はありません。投稿に紐づいて取得できるのは、特典の閲覧数とクリック数だけです。投稿全体の効果を見たい場合は、プロフィール全体の閲覧数や通話数、ルート、ウェブサイトのクリックを期間で比較する方法になります。

定期投稿を自動化しても問題ありませんか

公開日時の予約と定期公開は、Googleが管理画面の機能として案内しているものです。2026年4月にはAPIにも定期投稿の設定が追加されました。ただし、自動生成コンテンツなど質の低い内容は不承認の対象として挙げられています。同じ文面を機械的に繰り返すのではなく、内容は都度確認してください。

本記事の手順・仕様は2026年10月時点のものです。Googleの仕様は変更されることがあります。

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LocalBuzz Magazine編集部

編集長

店舗集客・MEO・口コミマーケティングを中心に、LocalBuzzマガジンの企画・編集を担当。 Googleマップや口コミ、SNS、LINEなど、店舗ビジネスを取り巻く集客手法について、「店舗運営者が実際に使える情報」を軸に情報を発信しています。 飲食店、美容サロン、クリニック、小売店をはじめとした店舗ビジネスの事例や最新動向をリサーチし、専門的になりがちなMEOやデジタルマーケティングの情報を、できるだけわかりやすく解説することを心がけています。 「口コミを、最高の広告にする。」をテーマに、地域で選ばれる店舗づくりに役立つ情報をお届けします。 担当領域 MEO/Googleビジネスプロフィール/口コミマーケティング/店舗集客/LINE・CRM/SNS活用

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