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Googleビジネスプロフィールの検索語句の確認方法と活かし方

「自分の店がどんな言葉で見つけられているか」は、MEOの打ち手を決めるうえでいちばん手前にある情報です。にもかかわらず、管理画面のパフォーマンスを開いたことがない店舗は少なくありま…

目次 6 SECTIONS
この記事の結論
  • 検索語句はオーナー確認済みのプロフィールでのみ確認でき、ヘルプによれば指標は毎月月初に更新され表示まで5日ほどかかる
  • 検索語句は直接管理できないため、語句を狙うのではなく自店の情報をその語句に合わせる方向で使う
  • 閲覧数はユニークユーザー数で1日1回のカウントのため、表示回数の通知とは数が合わない

「自分の店がどんな言葉で見つけられているか」は、MEOの打ち手を決めるうえでいちばん手前にある情報です。にもかかわらず、管理画面のパフォーマンスを開いたことがない店舗は少なくありません。

検索語句のデータは、順位チェックツールを入れる前に無料で見られます。ただし更新のタイミングと集計の仕方に癖があり、そこを知らないまま数字を見ると判断を誤ります。

この記事では、検索語句の確認手順、仕様上の制約、そして施策に落とすときの読み方を順に整理します。

検索語句のデータは何を表しているのか

Googleビジネスプロフィールのパフォーマンスにある「検索」は、ヘルプの定義では「ビジネスの検索に使用された検索語句」です。自店のプロフィールが表示されたときの検索語句が確認できる、という位置づけになっています。

押さえておく前提が3つあります。2026年10月時点のヘルプ記載です。

前提ヘルプの記載実務上の意味
利用条件パフォーマンスデータは、オーナー確認済みのビジネスプロフィールでのみ利用できるオーナー確認が済んでいない店舗は、まずそこから
対象データパフォーマンスデータには、オーガニック検索結果とGoogle広告の両方における表示回数、検索情報、ユーザーの行動が含まれる広告を出している店舗は、自然検索だけの数字ではない
表示範囲自社のビジネスに関連する指標のみが表示され、すべての指標が利用できるわけではない業種や設定によって見られる指標が異なる

更新は毎月月初で、表示まで5日ほどかかる

検索語句の指標には、ほかの指標と違う制約があります。ヘルプには「[検索] 指標は毎月月初に更新されます。表示されるまでに 5 日ほどかかることがあります」と記載があります。

つまり、今週打った施策の結果を今週の検索語句で確認することはできません。月初に前月分がまとまって出てくる前提で、月単位の振り返りに使うデータです。日次の変化を追いたい場合は、別の指標や計測手段を併用する必要があります。

検索語句は直接管理できない

もうひとつ重要な記載があります。ヘルプは「これらの検索語句は直接管理できません」と明記しています。

広告のキーワードのように、出したい語句を指定したり除外したりはできません。ここから導かれる使い方は、語句を操作するのではなく、出ている語句と自店の情報のずれを見つけることに限られます。

確認手順

2026年10月時点の操作です。Googleの仕様は変更されることがあります。

  1. プロフィールに関連付けられているGoogleアカウントでログインする
  2. ビジネスプロフィールの管理画面からパフォーマンスを開く
  3. 画面上部でレポートの期間を選択する
  4. 「検索」の項目を開き、表示された検索語句の一覧を確認する

ヘルプには、パフォーマンスデータをダウンロードする手順も案内されています。期間を選んで書き出せるため、月次で保存しておくと前年同月との比較ができます。管理画面の表示期間には限りがあるので、長期の比較を前提にするなら月初のダウンロードを運用に組み込んでください。

なお、ヘルプは期間選択ができることを記載していますが、既定の期間、選べる最大期間、データの保持期間については記載がありません。この点は実際の画面で確認してください。

検索語句を4つに分類して読む

一覧をそのまま眺めても打ち手は出てきません。私たちが支援した範囲では、次の4分類に振り分けると判断が早くなりました。分類自体はGoogleが定義したものではなく、実務上の整理です。

分類語句の例読み取れること次の打ち手
指名店名、店名+地名すでに知られている層が確認のために検索している営業時間・写真・口コミの鮮度を保つ
サービス+エリア「〇〇市 整体」「博多 美容室」比較検討層に届いている該当サービスの情報量を増やす
近接「近くの〇〇」現在地起点で拾われている距離は操作できないため、情報の充実度で差をつける
想定外提供していないサービス名関連性の認識がずれている可能性があるカテゴリと説明文の見直しを検討する

指名検索しか出ていない場合

一覧が店名ばかりなら、新規の層にはまだ届いていない状態です。ローカル検索結果のランキングについて、ヘルプは関連性・距離・知名度の3要素を挙げ、「ビジネス情報の内容が充実していて正確なほど、ローカル検索結果に表示される可能性が高くなります」と述べています。まず埋まっていない情報項目を洗い出すのが順序です。

想定外の語句が多い場合

提供していないサービスの語句で表示されている場合、関連性の認識がずれている可能性があります。ガイドラインは、カテゴリを「事業に何が含まれるか」ではなく「事業が何であるか」という観点で選ぶよう求めており、「カテゴリ一覧の中から、中心となる事業内容を示すカテゴリのみを可能な限り数少なく設定します」と記載しています。追加カテゴリを増やしすぎていないかを確認してください。

このとき、店舗名に語句を足して調整しようとしないでください。ガイドラインは、ビジネス名に不要な情報を含めることはできず、含めるとプロフィールが停止される場合があると明記しています。

他の指標との関係

検索語句だけでは、来店につながったかが分かりません。ヘルプに記載されている主な指標と、見るときの注意を整理します。

  • 閲覧数:Google検索とGoogleマップでプロフィールを閲覧したユーザーの数。ヘルプは、ユニークユーザーを数えるためプロフィール内の表示回数やメール通知の数より少なくなりうること、ユーザーは1日に1回カウントされること、プロフィールの閲覧のみを数え、Google上の総表示回数ではないことを説明しています
  • ルート:ビジネスへのルートを検索したユーザーの数。ヘルプは、複数回のタップ、キャンセルされたルート検索、スパムを考慮してユニークユーザーの数え方が変わったと記載しています
  • 通話数:通話ボタンがクリックされた回数。トラッキングには電話番号の追加が必要
  • ウェブサイトのクリック:プロフィールに表示されたウェブサイトへのリンクのクリック数
  • 予約:ユーザーが完了した予約の数。データ取得には予約プロバイダ経由での管理が必要

閲覧数が「表示回数」ではないことは、レポートを社内に出すときの事故になりやすい点です。経営者に数字を説明する場面では、何を数えた数字なのかを添えて出してください。

検索語句から施策に落とす順序

  1. 月初に前月分の検索語句をダウンロードし、上の4分類に振り分ける
  2. 「想定外」に入った語句の件数が多ければ、カテゴリと説明文を点検する
  3. 「サービス+エリア」で出ている語句のうち、対応する情報がプロフィールに載っていないものを埋める
  4. 埋めた項目と日付を記録し、翌月の同じ語句の動きと並べて見る
  5. 1か月では判断せず、3か月分を並べてから評価する

3か月という期間に根拠があるわけではありません。検索語句の更新が月1回であるという仕様から、最低でも3点なければ傾向と呼べないという実務上の割り切りです。

ランキングの判断材料をGoogleは公開していません。ヘルプは「検索アルゴリズムの詳細は、すべてのユーザーにとって可能な限り公平なランキング システムを構築するために機密情報となっています」と明記しています。検索語句から読み取れるのは、自店の情報と検索のずれであって、順位の決まり方そのものではないという前提は外さないでください。

よくある質問

検索語句はどのくらいの期間分見られますか

ヘルプには期間を選択できることのみが記載されており、選べる最大期間やデータの保持期間についての記載は確認できませんでした。長期の比較が必要なら、月初にデータをダウンロードして自社側で保存してください。

検索語句の件数が少ないのですが

ヘルプは「お客様のビジネスに関連する指標のみが表示されます。すべての指標が利用できるわけではありません」と記載しています。表示件数の下限や除外の条件についての説明は確認できませんでした。件数が少ない場合は、オーナー確認が済んでいるか、期間の選択が短すぎないかをまず確認してください。

検索語句に自店と無関係な言葉が出てくるのはなぜですか

検索語句は直接管理できないとヘルプに明記されています。無関係に見える語句が含まれる理由をGoogleが説明している資料は確認できません。カテゴリや説明文が実態とずれていないかを点検したうえで、件数が少ないものは無視して構いません。

Search Consoleの検索キーワードとは違うものですか

別のデータです。Googleビジネスプロフィールのパフォーマンスはプロフィールの表示とユーザー行動を扱い、Search Consoleは自社ウェブサイトの検索パフォーマンスを扱います。店舗の施策を判断するときは、プロフィール側とサイト側のどちらの数字を見ているのかを明確にしてください。

本記事の手順・仕様は2026年10月時点のものです。Googleの仕様は変更されることがあります。

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LocalBuzz Magazine編集部

編集長

店舗集客・MEO・口コミマーケティングを中心に、LocalBuzzマガジンの企画・編集を担当。 Googleマップや口コミ、SNS、LINEなど、店舗ビジネスを取り巻く集客手法について、「店舗運営者が実際に使える情報」を軸に情報を発信しています。 飲食店、美容サロン、クリニック、小売店をはじめとした店舗ビジネスの事例や最新動向をリサーチし、専門的になりがちなMEOやデジタルマーケティングの情報を、できるだけわかりやすく解説することを心がけています。 「口コミを、最高の広告にする。」をテーマに、地域で選ばれる店舗づくりに役立つ情報をお届けします。 担当領域 MEO/Googleビジネスプロフィール/口コミマーケティング/店舗集客/LINE・CRM/SNS活用

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