本文へスキップ
無料MEO診断
MEO対策 優先順位内製

MEO対策を自分でやる方法|作業量と優先順位の決め方

「MEOは自分でもできる」という説明と、「専門業者に任せるべき」という説明が同時に流れています。どちらも間違っていません。作業の種類によって、必要な時間も難しさも大きく違うからです…

目次 5 SECTIONS
この記事の結論
  • Googleが公表しているランキング要素は関連性・距離・知名度の3つで、距離は操作できない
  • 自力でやるなら、一度やれば終わる初期設定を先に片付け、継続作業は週あたりの時間を決めてから始める
  • 複数店舗、権限の整理、低評価が続く局面は、作業量ではなく判断の難しさで外注の検討対象になる

「MEOは自分でもできる」という説明と、「専門業者に任せるべき」という説明が同時に流れています。どちらも間違っていません。作業の種類によって、必要な時間も難しさも大きく違うからです。

分けて考えるべきは、一度やれば終わる作業と、毎月発生する作業です。前者は手順が決まっており、自力で片付けられます。後者は体制の問題になり、ここで止まる店舗が多数です。

この記事では、Googleが公表している範囲を前提に、自力でやる場合の作業の棚卸しと着手の優先順位、そして外注を検討すべき境目を整理します。

まず前提を2つ確認する

操作できない要素がある

ヘルプは、ローカル検索結果が「主に関連性、距離、知名度に基づいて表示されます」と記載しています。それぞれの定義も示されています。

要素ヘルプの定義自力で動かせるか
関連性検索語句とビジネスプロフィールが合致する度合い動かせる(カテゴリ、説明、サービス情報)
距離検索しているユーザーから各ビジネス拠点までの距離動かせない
知名度ビジネスがどれだけ広く知られているか。リンクしているウェブサイトの数やクチコミの数などの情報にも基づく間接的に動かせる

距離が動かせないという事実は、作業計画の前提になります。商圏の外から検索された場合に上位に出ないのは、設定の不備ではありません。自力でやるなら、関連性と知名度に時間を配分するのが合理的です。

順位を保証する手段は存在しない

ヘルプには次の記載があります。「Google では、ランキングを上げるためのリクエストや金銭の受け取りには一切応じておりません。検索アルゴリズムの詳細は、すべてのユーザーにとって可能な限り公平なランキング システムを構築するために機密情報となっています」

順位を確約する提案を受けた場合、この記載と矛盾します。内製か外注かを判断する前に、ここを押さえておいてください。

作業を棚卸しする

MEOの作業を、発生頻度と難易度で分けます。所要時間は私たちが支援した範囲での目安で、店舗の状況によって変わります。

一度やれば終わる作業

作業内容目安時間難易度
オーナー確認ヘルプによれば、ビジネスの代表者であることを証明でき、検索結果に情報が表示される可能性が高くなる申請30分+待ち時間低
基本情報の入力名前、住所、電話番号、ウェブサイト、営業時間1〜2時間低
カテゴリの設定中心となる事業内容を示すカテゴリのみを数少なく設定する1時間中
写真の初期登録ヘルプは写真や動画の追加を推奨項目として挙げている2〜3時間低
サービス・商品の登録提供内容を登録する2〜4時間中
重複プロフィールの確認ガイドラインは1ビジネスにつき1プロフィールのみとしている1時間中
権限の整理誰がオーナーで誰が管理者かを確認する1時間中

ここまでは、業者に頼まなくても手順どおり進められます。合計で1〜2日分の作業量です。

毎月発生する作業

作業内容目安時間(月)難易度
クチコミへの返信ヘルプはクチコミへの返信を推奨項目として挙げている件数に比例。1件5〜10分中
投稿最新情報・特典・イベントの更新週1本で月2〜3時間低
写真の追加新メニュー、施設、スタッフなど月1時間低
営業時間の更新祝日・年末年始・臨時休業月30分低
パフォーマンスの確認検索語句と各指標の振り返り月1〜2時間中
クチコミ依頼の運用依頼のタイミングと伝え方を現場に定着させる継続。初月は数時間高

継続作業の合計は、クチコミ件数が月10件程度の店舗で月6〜10時間が目安です。この時間を誰がどこで確保するかを決めずに始めると、ほぼ確実に止まります。

着手の優先順位

上から順に進めてください。前の項目が済んでいない状態で次に進むと、効果の判断ができなくなります。

  1. オーナー確認を済ませる。 パフォーマンスデータはオーナー確認済みのプロフィールでのみ利用できるとヘルプに記載があります。確認が済むまで数字が見えません
  2. 基本情報を正確に埋める。 ヘルプは「ビジネス情報の内容が充実していて正確なほど、ローカル検索結果に表示される可能性が高くなります」と述べています
  3. カテゴリを実態に合わせる。 ガイドラインは、カテゴリを「事業に何が含まれるか」ではなく「事業が何であるか」という観点で選ぶよう求めています
  4. 重複プロフィールと権限を整理する。 ガイドラインは1ビジネスにつき1プロフィールのみとし、拠点ごとに複数ページを作成できないと明記しています
  5. クチコミへの返信を運用に乗せる。 ヘルプはクチコミへの返信を推奨項目に挙げています
  6. 写真と投稿を継続する
  7. 月次でパフォーマンスを見る。 検索指標は毎月月初に更新され、表示まで5日ほどかかるとヘルプに記載があります

1〜4は初期設定、5〜7は継続作業です。4までを終える前に投稿を頑張っても、土台がずれたままになります。

1〜4を自力でやるときの注意

ガイドラインに違反すると、プロフィールが停止される可能性があります。ガイドラインには「Google は、上記のガイドラインに違反した個人または事業体による Google ビジネス プロフィール、その他の Google サービスへのアクセスを停止する権限を留保します」との記載があります。

自力で進める場合に触りやすい箇所を挙げます。

  • ビジネス名に語句を足す。ガイドラインは、不要な情報を含めるとプロフィールが停止される場合があると明記しています
  • 郵送先住所だけを借りている状態で登録する。ガイドラインは、実際にサービスを提供していないバーチャルオフィスでは利用できないと記載しています
  • 拠点ごとに複数のプロフィールを作る。アカウントが同じか別かに関わらず作成できないと記載されています
  • 完全予約制なのに営業時間を入れる。ガイドラインは、完全予約制のビジネスなどの場合は営業時間を指定しないよう求めています

外注を検討する境目

作業量ではなく、判断の難しさで線を引くほうが現実的です。次のいずれかに当てはまる場合、内製の負荷が急に上がります。

  • 店舗数が3を超える。 情報の一括更新、権限管理、店舗ごとの差分管理が同時に発生します
  • プロフィールが停止された、または第三者にオーナー登録されている。 復旧や権限リクエストは、手順を誤ると長期化します
  • 低評価が続いている。 返信の文面が、事実確認・個人情報・法令の論点に同時に触れます
  • 医療機関・自由診療など、広告表現に規制がある業種である。 表現の判断に専門知識が必要です
  • 月6〜10時間を確保できる担当者がいない

逆に、1店舗で、プロフィールが正常に稼働しており、クチコミ件数が月数件であれば、内製で十分回ります。

内製と外注を比べるときの観点

観点内製外注
現場の情報速い。在庫・空き状況をその日に出せる伝達に時間がかかる
判断の難しい場面都度調べる必要がある事例の蓄積がある
権限自社で保持できる誰がオーナーになるかを契約前に確認する必要がある
継続性担当者が辞めると止まる契約が続く限り回る
コスト人件費として見えにくい月額として見える

当社もMEO支援とツールを提供していますが、1店舗で運用が回っている状態なら、ツールを入れずに管理画面だけで足ります。内製で詰まる箇所が「時間」なのか「判断」なのかを切り分けてから、外注やツールを検討してください。時間の問題なら作業の削減、判断の問題なら相談相手を増やすほうが先です。

よくある質問

MEOを自分でやるのに何時間必要ですか

初期設定で1〜2日分、継続で月6〜10時間が、私たちが支援した範囲での目安です。クチコミ件数が多い店舗では返信の時間が増えます。Googleが所要時間を示している資料はありません。

自分でやって順位は上がりますか

Googleはアルゴリズムの詳細を機密情報としており、特定の作業で順位が上がると保証できる根拠はありません。ヘルプが挙げているのは、オーナー確認、情報を最新に保つこと、クチコミへの返信、写真や動画の追加、店舗の商品の追加といった推奨項目です。これらを満たしていない状態から満たす状態に変えることは、関連性と知名度の土台を整える作業にあたります。

ツールは最初から必要ですか

1店舗で、クチコミ件数が月数件であれば、管理画面で足ります。複数店舗の一括更新、順位の定点計測、返信の分担が必要になった段階で検討してください。なお、Googleのパフォーマンスで見られる検索指標は毎月月初の更新であるため、日次の順位変動を追う目的には向きません。

内製から外注に切り替えるとき、何を引き継げばよいですか

オーナー権限の所在、過去の変更履歴、クチコミ返信の方針、パフォーマンスの過去データです。特に権限は、契約前に誰がオーナーのままでいるかを確認してください。ガイドライン上もプロフィールは1ビジネスに1つであり、権限の整理を怠ると後から取り戻す手続きが必要になります。

本記事の手順・仕様は2026年10月時点のものです。Googleの仕様は変更されることがあります。

Download

比較検討に使える資料を無料で配布しています

業種別のベンチマーク、運用チェックリスト、返信例文集をまとめてお送りします。ツール選定の判断材料としてお使いください。

個別に相談したい方は LINEで相談する

Lo

LocalBuzz Magazine編集部

編集長

店舗集客・MEO・口コミマーケティングを中心に、LocalBuzzマガジンの企画・編集を担当。 Googleマップや口コミ、SNS、LINEなど、店舗ビジネスを取り巻く集客手法について、「店舗運営者が実際に使える情報」を軸に情報を発信しています。 飲食店、美容サロン、クリニック、小売店をはじめとした店舗ビジネスの事例や最新動向をリサーチし、専門的になりがちなMEOやデジタルマーケティングの情報を、できるだけわかりやすく解説することを心がけています。 「口コミを、最高の広告にする。」をテーマに、地域で選ばれる店舗づくりに役立つ情報をお届けします。 担当領域 MEO/Googleビジネスプロフィール/口コミマーケティング/店舗集客/LINE・CRM/SNS活用

著者の記事一覧を見る

Related

あわせて読みたい

無料MEO診断 資料ダウンロード