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Googleビジネスプロフィール オーナー権限トラブル対応

Googleビジネスプロフィールの重複を見つけて削除・統合する手順

店舗名で検索したら、自分の店が2つ出てきた。片方には古い電話番号が載っていて、クチコミもそちらに付いている。こうした状態は、移転や屋号変更、担当者の交代をまたいだ店舗でよく起きます…

目次 7 SECTIONS
この記事の結論
  • Googleは「ビジネスごとに作成できるビジネス プロフィールは 1 つだけです」と定めている
  • 自分のアカウント内の重複は削除でき、アカウント外の重複はオーナー権限のリクエストか統合リクエストで対処する
  • 統合するとクチコミは統合されるが、クチコミへの返信は失われる可能性がある

店舗名で検索したら、自分の店が2つ出てきた。片方には古い電話番号が載っていて、クチコミもそちらに付いている。こうした状態は、移転や屋号変更、担当者の交代をまたいだ店舗でよく起きます。

重複は放置しても自然には消えません。そして対処の方法は、その重複が自分のアカウント内にあるのか外にあるのかで、まったく別の手順になります。

この記事では、Googleが重複をどう定義しているか、見つけ方、アカウント内外それぞれの手順、そして統合や削除で何が失われるかを整理します。

Googleは「重複」をどう定義しているのか

ヘルプの原則は明確です。「ビジネスごとに作成できるビジネス プロフィールは 1 つだけです」と書かれています。

ガイドラインのページでも「ビジネス プロフィールはビジネスにつき 1 つのみ作成します」とされ、さらに「アカウントが同じか別かに関わらず、ビジネスの拠点ごとに複数のページを作成することはできません」と念を押しています。別のGoogleアカウントで作ったから別物、という扱いにはなりません。

ヘルプが重複と見なす理由として挙げているのは次の3つです。

  • 既存の確認済みプロフィールがある
  • 同じ住所である
  • 異なるサービスである

ただし、同じ住所でも「名前が異なり、看板の違いがはっきりと確認できる、明確に異なるビジネス」であれば、それぞれ作成できるとされています。この点は後述します。

店舗を持たないビジネスの場合、ガイドラインは拠点の住所に1つのプロフィールを作り、サービス提供地域を指定するよう案内しています。拠点ごとにスタッフとサービス提供地域が別であれば、拠点ごとに1つ作成できます。サービス提供地域は、各拠点から車で2時間以内の範囲とされています。

重複はどう見つけるか

ヘルプに「重複を一覧で検出する機能」の記載はありません。確認できる範囲では、次を手で見ていく形になります。

  1. Googleマップで店舗名を検索し、同名・類似名のプロフィールが複数出ないか確認する
  2. 住所、電話番号、旧屋号でも検索する(名称が変わっている場合は名前で引っかからない)
  3. ビジネス プロフィール マネージャーにログインし、自分の管理下に同じ拠点が複数ないか確認する
  4. 複数の担当者がいる場合、過去に別のGoogleアカウントで登録した可能性がないか聞き取る

3で見つかるものがアカウント内の重複、1と2でだけ見つかるものがアカウント外の重複です。この切り分けが、次に取る手順を決めます。

自分のアカウント内にある場合

削除の手順は、ヘルプに次のように書かれています。

  1. ビジネス プロフィールに移動し、関連付けられたGoogleアカウントでログインする
  2. その他アイコンから「ビジネス プロフィールの設定」を選択する
  3. 「ビジネス プロフィールを削除」から「プロフィール コンテンツと管理者を削除」を選択する
  4. 「続行」「削除」「完了」を選択する

複数をまとめて削除する場合は、ビジネス プロフィール マネージャーで対象を選択し、右上の操作アイコンから「ビジネス情報を削除」「削除」と進みます。ヘルプには、エラーが出る場合はプロフィールごとに削除するよう記載があります。

誤って作成した重複については、ヘルプは「オーナー確認済みのリスティングに影響を与えることなく削除できます」としています。ただし同じページに「すべてのコンテンツとリンクされた管理者が削除されるため、正しいプロフィールを削除してください」という注意もあります。残すべき側を先に確定させてから操作してください。

削除できるのはメインのオーナーのみです。新規に追加されたオーナーや管理者には7日間の制限があるとされています。

アカウント外にある場合

他の人が管理している、あるいは管理者が不明なプロフィールが重複している場合は、削除ではなくオーナー権限のリクエストに進みます。

ヘルプの手順は次のとおりです。

  1. ビジネス プロフィールの追加ページにアクセスする
  2. 名前と住所を入力する
  3. リストから該当するプロフィールを選択する(「このビジネス プロフィールは他のユーザーが管理している可能性があります」と表示される)
  4. 「アクセス権限をリクエスト」を選択する
  5. フォームに入力する
  6. 「送信」を選択する

現在のオーナーは3日以内に返信するとされています。拒否された場合でも、プロフィールの編集を提案する方法と、再審査請求が案内されています。3日間返信がない場合は、確認メールから申請できる場合がありますが、ヘルプは「プロフィールの申請は、常にできるわけではありません」と明記しています。

重複として統合したい場合は、Googleマップで提案を報告して統合をリクエストする経路が案内されています。ヘルプは「すべての統合リクエストは審査の対象となります」としており、統合が成功するには「同一のビジネスを代表し、同一の情報を含んでいる必要があります」と書かれています。審査にかかる期間や、却下されたときの扱いについては、ヘルプに記載がありません。

店舗を持たないビジネスについては、Googleに問い合わせ、件名に「リスティングのオーナー権限の譲渡」と入力するよう案内されています。

統合・削除で何が失われるか

ここが最も誤解されやすい部分です。ヘルプの記載を整理します。

操作残るもの失われるもの注意点
統合クチコミは統合されるクチコミへの返信は失われる可能性がある同一ビジネスを代表し同一情報を含む必要がある。すべて審査対象
削除ユーザー作成コンテンツとクチコミは残るオーナー・管理者の投稿、写真、動画、クチコミへの返信は完全に削除される削除したコンテンツは復元できない。再管理にはオーナー確認のやり直しが必要

削除後も、検索やマップに表示されることがあるとされています。プロフィールを消せば地図上の表示も消える、という理解は正確ではありません。

返信が失われる可能性がある点は、返信を資産として積み上げてきた店舗には実害があります。統合に進む前に、返信内容を手元に残しておくことをおすすめします。

なお、閉業した店舗については、削除ではなく閉業としてマークする方法がヘルプで案内されています。移転の場合は、新規に作成せず既存プロフィールの住所を更新する、というのがガイドラインの指示です。重複を自ら作ってしまう典型が移転時なので、ここは特に注意してください。

複数プロフィールが認められる場合

1ビジネス1プロフィールの原則には、ガイドライン上の例外があります。重複として削除してしまう前に確認してください。

ケースガイドラインの扱い
ビジネス・大学・病院・政府組織内の部門対外的に独立した組織として活動する部門であれば、個別に作成できる
併設事業(ホテル内のレストランやバー、スーパー内の薬局など)それぞれ別にプロフィールを作成する。2つ目は別名称を使う
複数ブランド各ブランドが個別に運営されていればブランド別に作成できる。ブランド名をつなげて1つに記載することはできない
同一事業所の複数の専門家運営組織が事業所のプロフィールを作り、専門家は個人名のみ。1人の専門家が専門分野ごとに複数作ることはできない

不可の例としてガイドラインが挙げているのは、家電量販店内の特定メーカー製品コーナーのように、独立した組織として活動していない売り場です。

ヘルプの中で整理が付いていない点もあります。重複の理由として「異なるサービス」が挙げられている一方、ガイドラインでは併設事業の別プロフィールが認められています。判断に迷うケースでは、統合リクエストを出す前にGoogleに照会するのが安全だと考えています。

よくある質問

重複を放置すると、順位に悪影響がありますか

Googleのヘルプに「重複があると順位が下がる」という記述はありません。したがって順位への影響を断定することはできません。ただし、クチコミと閲覧が2つのプロフィールに分かれ、片方に古い情報が残る状態は、ユーザーが正しい情報にたどり着けないという実害があります。順位の話とは別に、整理する理由は十分あります。

統合すると、クチコミの評価はどうなりますか

ヘルプには「クチコミは統合されますが、クチコミへの返信は失われる可能性があります」とあります。統合後の平均評価の計算方法については記載がないため、断定できません。返信については失われる前提で、内容を控えておいてください。

競合が作った自店の重複プロフィールを、重複として報告できますか

他人が作成した重複を「重複として報告する」専用の手順は、ヘルプに記載がありません。案内されているのは、Googleマップでの統合リクエスト、またはオーナー権限のリクエストです。先に自店のオーナー権限を取りに行き、そのうえで統合を依頼する流れが現実的です。

移転したので、新しい住所でプロフィールを作り直していいですか

ガイドラインは、新規に作成せず既存プロフィールの住所を更新するよう案内しています。作り直すと重複になり、旧プロフィールに付いたクチコミが分断されます。移転のときほど作り直したくなりますが、既存プロフィールを更新してください。

本記事の手順・仕様は2026年10月時点のものです。Googleの仕様は変更されることがあります。

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LocalBuzz Magazine編集部

編集長

店舗集客・MEO・口コミマーケティングを中心に、LocalBuzzマガジンの企画・編集を担当。 Googleマップや口コミ、SNS、LINEなど、店舗ビジネスを取り巻く集客手法について、「店舗運営者が実際に使える情報」を軸に情報を発信しています。 飲食店、美容サロン、クリニック、小売店をはじめとした店舗ビジネスの事例や最新動向をリサーチし、専門的になりがちなMEOやデジタルマーケティングの情報を、できるだけわかりやすく解説することを心がけています。 「口コミを、最高の広告にする。」をテーマに、地域で選ばれる店舗づくりに役立つ情報をお届けします。 担当領域 MEO/Googleビジネスプロフィール/口コミマーケティング/店舗集客/LINE・CRM/SNS活用

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