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MEO対策 キーワード選定パフォーマンス

MEOのキーワード選定手順|エリア×サービスの設計

MEOのキーワードを決めるとき、検索ボリュームの一覧を眺めて上から順に選んでいないでしょうか。ウェブ検索の感覚をそのまま持ち込むと、自店では取りようのない語ばかりが並びます。 ロー…

目次 5 SECTIONS
この記事の結論
  • MEOのキーワードは「エリア×サービス」で組み立て、店舗の実態と一致する語だけを残す
  • 検索ボリュームの大小より、その語で来店につながるかどうかを優先する
  • 選んだ語が合っているかは、ビジネスプロフィールのパフォーマンスの検索語句で確認する

MEOのキーワードを決めるとき、検索ボリュームの一覧を眺めて上から順に選んでいないでしょうか。ウェブ検索の感覚をそのまま持ち込むと、自店では取りようのない語ばかりが並びます。

ローカル検索には距離という要素があり、これは施策で動かせません。同じ「美容室 カット」でも、ユーザーがどこで検索したかによって結果が変わります。ボリュームの大きさは、そのまま自店の機会の大きさにはなりません。

この記事では、エリアとサービスを掛け合わせてキーワードを組み立てる手順と、選んだ語が合っていたかを後から確認する場所を整理します。

MEOのキーワードがウェブ検索と違う理由

Googleは、ローカル検索結果の掲載順位が関連性・距離・知名度の3つで決まると公表しています。関連性は「検索語句とビジネス プロフィールが合致する度合い」、距離は「検索しているユーザーから各ビジネス拠点までの距離」、知名度は「ビジネスがどれだけ広く知られているか」と説明されています。

キーワード選定が働きかけられるのは、このうちの関連性です。距離は動かせません。つまり、キーワードの設計とは、自店の商圏の中にいるユーザーが使う語と、プロフィールの中身を一致させる作業だと考えるのが実態に近いはずです。

ここを取り違えると、商圏の外まで含めたボリュームを追いかけることになります。数字は大きく見えますが、そのユーザーは来店しません。

ボリュームは目安であって目標ではない

キーワードプランナーでは、語句を入力して候補を取得し、1か月あたりの検索数の見積もりを確認できます。ただしGoogleは、検索ボリュームが非常に少ないキーワードや、デリケートなトピックに関わるとみなされるキーワードは検出と予測の対象にならないと記載しています。

地域名を含む語は、そもそもボリュームが小さく出ることが珍しくありません。「表示されない=需要がない」ではない点に注意してください。ローカルの語は、数字が小さくても来店に直結することがあります。

エリア×サービスで組み立てる

実務では、次の4つの軸を掛け合わせて候補を出すと漏れが減ります。1つずつ単独で考えず、組み合わせで考えるのが要点です。

軸 中身 注意点
エリア 市区名、駅名、地名、ランドマーク、「近く」「周辺」 実際の商圏に限る。隣接市まで広げると、距離の要素で不利になる
サービス 提供している施術・料理・商品の名前 実際に提供しているものだけ。メニューにない語を入れない
状態・悩み ユーザーが自分の状況を表す語(当日、子連れ、駐車場、個室など) 属性や設備として実態が伴うものに限る
意図 予約、料金、営業時間、口コミ、比較 段階によって書くべき情報が変わる

エリアとサービスの2軸だけで組んだ語は、競合も同じ結論に行き着きます。差がつきやすいのは3つ目と4つ目の軸です。「駅名+施術名」に「当日」や「駐車場」が加わった語は、来店の意思がはっきりしている代わりに、設備や受け入れ体制が実際に伴っている必要があります。

実態と合わない語は候補から外す

候補が出そろったら、次の基準で削ります。

  • その店で実際に提供していないサービスの語
  • 対応できない時間帯・条件を含む語(当日対応していないのに「当日」を含む、など)
  • 商圏の外を指すエリア語
  • 同じ意味の語が複数あるとき、来店客が実際に使っていないほう

3つ目と4つ目は判断が割れやすいところです。迷ったら、来店客が電話や予約時に使っている言い方を優先してください。カルテや予約メモに残っている表現が、そのまま検索語であることがあります。

意図の段階で、用意するものが変わる

同じ商圏の同じサービスでも、意図の軸が変わると必要な準備が変わります。ここを分けずに1つの施策で足りると考えると、どこかが手薄になります。

  • 「駅名+施術名」のように、店を探している段階の語。カテゴリと基本情報が正しく入っていることが前提になります
  • 「料金」「営業時間」を含む語。プロフィールのサービス・商品や営業時間の記載が、そのまま答えになります
  • 「口コミ」「比較」を含む語。件数や内容、返信の状況が判断材料になります

Googleは掲載順位を改善する方法として、正確な住所、営業時間(特別営業時間を含む)、業種、駐車場やWi-Fiなどの属性、クチコミへの返信、写真や動画の追加を挙げています。狙う語の段階に対応する項目から埋めていくと、手戻りが減ります。

選んだ語をプロフィールのどこに反映するか

キーワードを決めた後の反映先には、明確な制約があります。

まず、ビジネス名にキーワードを足すことは認められていません。Googleのガイドラインは、名前に不要な情報を含めることは許可されておらず、ビジネスプロフィールの停止につながる可能性があると記載しています。地名や施術名を店名に付け足す運用は、この記述に反します。

反映先になるのは、次の項目です。

  • 業種(カテゴリ)。Googleは、リストから最も具体的なカテゴリを選ぶよう求めており、「『サロン』ではなく『ネイルサロン』を選択します」という例を挙げています。独自の業種を作ることはできません。
  • 追加カテゴリ。特定の部門やサービスを知らせるために使います。ただし、すべての商品やサービスに対してカテゴリを追加することはできない、と明記されています。
  • サービス・商品・属性。駐車場やWi-Fiなどの属性は、掲載順位を改善する方法としてヘルプに挙げられている項目です。
  • ビジネス情報の説明文と投稿。ここは自由記述ですが、実態と異なる語を並べる場所ではありません。

キーワードを詰め込む場所を探すのではなく、選んだ語が指している実態が、プロフィールの各項目に正しく入っているかを点検する、という順序で見てください。

選んだ語が合っていたかを確認する

ビジネスプロフィールのパフォーマンスには、「ビジネスの検索に使用された検索語句」という指標があります。自店のプロフィールが実際にどの語で表示されたかを確認できます。

確認するときは、次の点に注意してください。

  • このデータはオーナー確認済みのビジネスプロフィールでのみ利用できます
  • 毎月月初に更新され、表示までに数日かかります
  • 表示された語を直接管理することはできません

想定していた語が並んでいなければ、選定を見直す材料になります。逆に、想定していなかった語が上位に出ていれば、そこに実際の需要があります。後者のほうが得られるものが大きいことがあります。

ウェブ検索側の語と混同しないでください。この指標はビジネスプロフィールが表示された検索の語であり、自社サイトの検索パフォーマンスとは別のものです。

よくある質問

検索ボリュームが表示されない地域キーワードは狙う価値がありませんか

そうとは限りません。Googleは、検索ボリュームが非常に少ないキーワードは検出と予測の対象にならないと記載しています。表示されないことは需要がないことの証明にはなりません。地域名を含む語は、数字が小さくても来店の意思がはっきりしていることがあります。判断は、パフォーマンスの検索語句など実際のデータで行ってください。

店名に地域名を入れれば有利になりますか

ビジネス名にキーワードを足すことは認められていません。Googleのガイドラインは、名前に不要な情報を含めることは許可されておらず、プロフィールの停止につながる可能性があると記載しています。実際の店名が地域名を含んでいる場合は問題ありませんが、順位のために足すのは別の話です。

キーワードは何個くらい設定するものですか

ビジネスプロフィールにキーワードを設定する欄はありません。設定するのは業種であり、Googleは最も具体的なカテゴリを選ぶよう求めています。キーワードは、どの語で見つけてほしいかを整理するための社内の設計図として持ち、プロフィールの各項目には実態を入れる、という使い分けになります。

隣の市も商圏に入れて狙うべきですか

距離は掲載順位の要素のひとつで、施策では動かせません。拠点から離れた地域の語は、同じ努力に対して結果が出にくくなります。実際に来店実績がある範囲かどうかで判断してください。複数拠点がある場合は、拠点ごとにエリア語を分けるほうが整理しやすくなります。

競合が使っているキーワードをそのまま採用してよいですか

参考にはなりますが、そのまま使う理由にはなりません。競合が実態と合わない設定をしている可能性もあります。自店で提供しているサービスと、実際に来店するユーザーの言い方に合っているかを基準にしてください。

本記事の手順・仕様は2026年9月時点のものです。Googleの仕様は変更されることがあります。

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Lo

LocalBuzz Magazine編集部

編集長

店舗集客・MEO・口コミマーケティングを中心に、LocalBuzzマガジンの企画・編集を担当。 Googleマップや口コミ、SNS、LINEなど、店舗ビジネスを取り巻く集客手法について、「店舗運営者が実際に使える情報」を軸に情報を発信しています。 飲食店、美容サロン、クリニック、小売店をはじめとした店舗ビジネスの事例や最新動向をリサーチし、専門的になりがちなMEOやデジタルマーケティングの情報を、できるだけわかりやすく解説することを心がけています。 「口コミを、最高の広告にする。」をテーマに、地域で選ばれる店舗づくりに役立つ情報をお届けします。 担当領域 MEO/Googleビジネスプロフィール/口コミマーケティング/店舗集客/LINE・CRM/SNS活用

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