Google口コミを増やす12の方法|規約に沿った集め方
口コミを増やしたい、という相談で最初に確認するのは、これまでに何をやったかではなく、何をやっていないかです。多くの店舗は、依頼していないから増えていません。 満足した顧客が自発的に…

目次 9 SECTIONS
- 特典と引き換えの口コミ依頼はGoogleのポリシーで明確に禁止されている。
- 実際の体験に基づく口コミを依頼すること自体は禁止されていない。
- 件数を短期間に急増させると、削除の対象になり得る。
口コミを増やしたい、という相談で最初に確認するのは、これまでに何をやったかではなく、何をやっていないかです。多くの店舗は、依頼していないから増えていません。
満足した顧客が自発的に投稿してくれる確率は高くありません。一方で、不満を持った顧客は依頼されなくても書きます。放置した結果として評価が下がっていく構造が、ここにあります。
ただし、増やし方には明確な線引きがあります。特典と引き換えの依頼は禁止されています。以下では、その線の内側でできることを、着手しやすい順に12個並べます。
何が禁止されていて、何が許されているのか
Googleのユーザー投稿コンテンツ ポリシーは、次の点を明示しています。
| 行為 | 可否 | ポリシーの記載 |
|---|---|---|
| 実体験に基づく口コミの投稿を依頼する | 可 | 特典を提供せずに、実際の体験を表すコンテンツの投稿を依頼・促進することは認められている |
| 特典と引き換えに口コミを依頼する | 不可 | 金銭、割引、無料の商品・サービスなどの特典と引き換えに口コミの投稿を求めることは禁止 |
| 低評価の削除・修正と引き換えに特典を渡す | 不可 | 上記と同様に禁止 |
| 体験していない人に書いてもらう | 不可 | 実体験に基づかないコンテンツは禁止 |
| 従業員に件数ノルマを課す | 不可 | 特定の件数や内容の口コミを集めるよう従業員に圧力をかけることは認められていない |
依頼そのものは禁止されていません。 禁止されているのは、対価を伴うことと、体験を伴わないことです。ここを取り違えて「依頼自体が違反ではないか」と手を止めている店舗が少なくありません。
なお、特典の提供は景品表示法の観点でも論点があります。この記事では規約の側面に絞ります。詳細は特典と規約を扱った記事を参照してください。
着手しやすい順:12の方法
順番は、着手のしやすさと継続しやすさで並べています。Googleは個々の方法の効果の大小を公表していないため、この順序が効果の順序を表すものではありません。
- 会計時に口頭で依頼する。 最も効果的なタイミングは、顧客が満足を口に出した直後です
- QRコードを店頭に置く。 レジ横、テーブル、待合席など、手持ち無沙汰になる場所に置きます
- レシートや領収書にQRコードを印字する。 持ち帰ったあとに思い出してもらう導線です
- 名刺・診察券・ショップカードの裏面にQRコードを入れる。 追加コストがほぼかかりません
- サンキューメールやLINEで依頼する。 来店当日か翌日に送ります
- 予約完了・施術完了の通知に添える。 すでに送っているメッセージに1文足すだけです
- 公式サイトのフッターに口コミリンクを置く。 常設の導線になります
- SNSの投稿で協力を呼びかける。 フォロワーは既存顧客である割合が高くなります
- 店内ポスターやテーブルスタンドで案内する。 声をかけづらい業態で機能します
- スタッフごとに依頼の言い回しを決める。 属人化を防ぎ、依頼漏れを減らします
- 既存の口コミにすべて返信する。 返信は他の顧客からも見えます
- 写真投稿を促す。 文章より心理的な負担が軽く、投稿のきっかけになります
いずれも、口コミの投稿には顧客がGoogleアカウントにログインしている必要があります。ログインを求められた時点で離脱するため、導線は短いほど残ります。
QRコードとリンクの用意
Googleビジネスプロフィールでは、口コミを依頼するためのリンクやQRコードを作成できます。管理画面から発行し、印刷物やメッセージに載せてください。短縮URLをさらに自作すると、リンク先が不明瞭になり離脱の原因になります。
導線ごとの向き不向き
同じ依頼でも、届け方によって向いている業態が変わります。
| 導線 | 向いている業態 | 注意点 |
|---|---|---|
| 会計時の口頭依頼 | 施術時間が長く、会話が生まれる業態(美容室、整体、クリニック) | 断られたときに重ねて頼まない |
| 店頭のQRコード | 滞在時間が短く、声をかけにくい業態(飲食、物販) | 手の届く高さに置く。レジ前の混雑時は見られない |
| メッセージ(メール・LINE) | 予約制で連絡先を把握している業態 | 送信は来店当日か翌日まで。定型文の使い回しは反応が落ちる |
| 印刷物(レシート、カード) | 全業種 | 単体では反応が弱い。口頭依頼と組み合わせる |
依頼するタイミング
顧客が満足を表明した瞬間が最も応じてもらいやすいタイミングです。具体的には次のような場面です。
- 施術後・食後に「よかった」と口に出したとき
- 再来店・再予約を決めたとき
- 紹介や差し入れなど、好意的な行動があったとき
逆に、不満が表明された直後に依頼してはいけません。 依頼が催促と受け取られ、低評価の内容を具体化させることがあります。
避けるべき運用
- 特典との引き換え。 割引、ドリンク無料、次回サービス券などはすべて該当します
- 代理投稿。 従業員や家族が書く、他店に依頼して書き合う運用は、実体験に基づかない投稿として禁止されています
- 短期間の急増。 異常な件数やパターンの投稿は削除の対象になり得ます
- 従業員へのノルマ設定。 ポリシーで明確に否定されています
高評価が見込める人にだけ依頼する運用について
「アンケートで高評価をつけた人にだけGoogleへの投稿を案内する」という運用が紹介されることがあります。これについて、Googleの公開ポリシー上で明確に禁止と読める記述は確認できませんでした。
ただし、実務としては勧めません。低評価をつけた顧客は依頼がなくても投稿できるため、選別しても低評価を防ぐ効果は限定的です。それよりも、指摘された内容を改善して、依頼を全員に出せる状態にするほうが、平均評価は安定します。これは私たちが支援した範囲での経験則であり、Googleが述べていることではありません。
依頼を仕組みにする
依頼が続かないのは、担当者の記憶に依存しているからです。次の3つを決めると、件数が安定します。
- 誰が依頼するかを決める。 会計担当か、施術担当か、店舗ごとに固定します
- いつ依頼するかを決める。 「会計後、レシートを渡すとき」まで具体化します
- 月次で件数を確認する。 件数が落ちた月に、依頼が止まっていないかを点検します
依頼の送信を自動化する仕組み(私たちが提供しているLocalBuzzのLINE連携もその一つです)を使うと、送り忘れは減ります。ただし、自動化しても文面が事務的だと反応は落ちます。ツールを入れずに、会計時の一言をスタッフ全員で統一するだけでも件数は変わります。
よくある質問
口コミを依頼すること自体は規約違反ですか
違反ではありません。Googleのポリシーは、特典を提供せずに、実際の体験を表すコンテンツの投稿を依頼・促進することを認めています。禁止されているのは、対価を伴う依頼と、実体験に基づかない投稿です。
割引券を渡すのは本当にだめですか
だめです。金銭、割引、無料の商品・サービスなどの特典と引き換えに口コミの投稿を求めることは、Googleのポリシーで明確に禁止されています。口コミの変更や削除と引き換えに特典を渡すことも同様です。
月に何件くらい集めるのが適切ですか
Googleは適切な件数を公表していません。ただし、異常な件数やパターンの投稿は削除の対象になり得るとされています。実来店数と釣り合わない件数が短期間に集まる状態は避けてください。来店客数に対する一定割合を目安に、月ごとの件数を平準化するほうが安全です。
依頼したのに投稿されないのはなぜですか
Googleアカウントへのログインが必要なため、その時点で離脱している可能性があります。また、依頼から時間が経つと投稿されにくくなります。来店当日か翌日までに、リンクを直接開ける形で届けているかを確認してください。
古い口コミは評価に残り続けますか
投稿者が削除しない限り残ります。過去の低評価を消すことはできないため、新しい口コミを積み上げて平均を動かす以外の方法はありません。件数が少ない店舗ほど、1件の低評価が平均に与える影響が大きくなります。
本記事の手順・仕様は2026年9月時点のものです。Googleの仕様は変更されることがあります。
自店の現状を1分で確かめる
記事の内容を自店に当てはめる前に、いまの状態を数値で把握しておくと、どこから手をつけるべきかが決まります。無料MEO診断は5問1分、登録不要でスコアが出ます。
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