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口コミ運用 POPテンプレート

口コミ依頼POPの作り方|テンプレートと設置場所の基準

口コミ依頼のPOPは、作るのが簡単で、作り方を間違えても気づきにくい販促物です。レジ横に1枚貼ったまま半年が過ぎ、投稿が増えていないことにも気づかない、という状態が起こります。 P…

目次 6 SECTIONS
この記事の結論
  • 特典と引き換えの依頼、低評価を妨げる書き方、内容を指定する依頼は、Googleのポリシーで禁止されている
  • POPに必要な要素は「誰が」「どこから」「何分で終わるか」の3点に絞れる
  • 設置場所は目線の高さと滞留時間で決まる。レジ横に貼るだけでは読まれない

口コミ依頼のPOPは、作るのが簡単で、作り方を間違えても気づきにくい販促物です。レジ横に1枚貼ったまま半年が過ぎ、投稿が増えていないことにも気づかない、という状態が起こります。

POPが読まれない理由は、文面より置き場所にあることが多いです。そして文面に問題がある場合は、効果が出ないのではなく、Googleのポリシーに触れている可能性があります。

ここでは、禁止されている依頼の仕方を先に確認し、そのうえでPOPに載せる要素、使える文例、設置場所の決め方を整理します。

先に確認する:禁止されている依頼の仕方

Googleマップのユーザー投稿コンテンツ ポリシーでは、販売者側の行為として次が禁止されています。

禁止されている行為POPでやりがちな書き方置き換え
インセンティブでクチコミを募る「口コミ投稿で10%OFF」特典に触れず、依頼だけを書く
否定的なクチコミを妨げる「ご満足いただけた方はこちらへ」条件を付けず、全員に同じ案内をする
特定の内容のクチコミを求める「スタッフの笑顔について書いてください」書く内容は指定しない

この3つは、文面を一文変えるだけで越えてしまいます。特に2つ目は「良い体験をした人だけに依頼する」という発想から生まれやすく、悪意がなくても該当します。

ポリシーでは、実体験に基づかないコンテンツ、金銭や現物の対価を受けたクチコミ、複数アカウントからの投稿も「虚偽のエンゲージメント」として禁止されています。企業のインセンティブで書かれたクチコミは「評価の操作」に当たるとされています。

景品表示法との関係

特典と口コミを結びつける方法には、景品表示法の論点も重なります。消費者庁は、令和5年10月1日から、広告であることを一般消費者が判別しにくい表示を景品表示法第5条第3号の指定として規制対象にしています。レビュー投稿も対象に含まれ、規制の対象になるのは商品・サービスを供給する事業者側です。

本記事では線引きの詳細には踏み込みません。特典を絡めた設計を検討している場合は、口コミの見返りに特典を渡すことの整理と、ステマ規制の線引きを扱った記事を先に読んでください。

POPに載せる要素は3つでよい

POPに情報を詰めると、立ち止まって読む人がいなくなります。必要なのは次の3点です。

  • 誰に向けた依頼か(来店した人への依頼であることが分かる一文)
  • どこから投稿するか(QRコード、または短縮したURL)
  • どれくらいで終わるか(所要時間の目安)

所要時間を書く理由は、投稿しない理由の多くが「面倒そう」という予測にあるためです。星の選択だけでも投稿できる仕組みであることを添えると、心理的な負荷が下がります。

星の数には触れないでください。「5つ星をお願いします」は、特定の内容を求める依頼に当たります。

QRコードの扱い

QRコードは、口コミ投稿用のURLから作成します。URLの取得方法と短縮の仕方、QRコードの作成手順は別記事で扱っています。

印刷したあと、必ず店舗側の端末で一度読み取ってください。読み取り後に投稿画面が開くかどうかの確認は、設置前の工程に入れておきます。

そのまま使える文例

卓上POP(飲食店・待ち時間が発生する店舗)

ご来店ありがとうございました。
Googleでのご感想をお待ちしています。
下のコードから、1分ほどで投稿できます。

レジ横POP(物販・サービス業)

Googleのクチコミを受け付けています。
よかった点も、こうしてほしい点も、そのままお書きください。
下のコードから投稿できます。

会計トレー・封筒(施術・予約型)

本日の施術についてのご感想を、Googleで受け付けています。
内容は問いません。下のコードからご投稿ください。

いずれも、特典に触れず、評価の方向を指定せず、書く内容を限定していません。「よかった点も、こうしてほしい点も」のように両方を明示する書き方は、低評価を妨げていないことが文面から分かる形になります。

設置場所の決め方

POPが読まれるかどうかは、滞留時間と目線の高さで決まります。

  1. 客が3秒以上立ち止まる場所を店内から洗い出す(レジ、待合、テーブル、会計後の動線)
  2. その場所で客の目線が自然に向く高さを確認する(座っているか立っているかで変わる)
  3. 手が空いているタイミングかを確認する(荷物や財布を持っている瞬間は読まれない)
  4. 1か所に絞らず、2〜3か所に置いて反応の差を見る
  5. 置いた日付を記録し、投稿数の推移と照らす

レジ横は滞留時間が長い一方で、支払い動作と重なります。会計が終わって手が空いた直後のほうが、読まれる確率は高くなります。私たちが支援した範囲では、卓上に置いた店舗のほうがレジ横だけの店舗より反応が安定する傾向がありました。業種や席の構造で変わるため、断定はできません。

投稿が増えないときに見る順番

POPを増やす前に、次の順で確認してください。

  1. QRコードが正しく投稿画面に遷移するか(印刷後に一度も確認していない例があります)
  2. POPの位置で、客の目線に入っているか(自分でその場に立って確かめる)
  3. 文面に特典・評価の指定・条件が入っていないか
  4. スタッフが口頭で一言添えているか(紙だけで完結させようとすると反応は落ちます)
  5. 依頼のタイミングが、満足度が確定したあとになっているか

紙の改善で解決しない場合は、依頼の経路そのものを見直す段階です。LINEやSMSでの依頼、アンケートからの導線については別記事で扱っています。

よくある質問

「口コミを書いてくれたらドリンク1杯無料」と書いてはいけませんか

Googleマップのユーザー投稿コンテンツ ポリシーでは、販売者がインセンティブでクチコミを募ることが禁止されています。また、企業のインセンティブで書かれたクチコミは評価の操作に当たるとされています。特典と口コミを結びつける設計は、景品表示法の論点も重なります。POPに書く内容としては避けてください。

満足した人だけにPOPを見せる運用は問題ありますか

否定的なクチコミを妨げる行為は、ポリシーで禁止されています。対象を満足した客に限る運用は、これに該当する可能性があります。全員に同じ案内をする形にしてください。

POPは何枚くらい置けばよいですか

Googleが枚数について述べている資料はありません。枚数より、立ち止まる場所に置けているかが先に効きます。まず2〜3か所に置き、投稿数の推移と照らして残す場所を決めてください。

QRコードの代わりにURLを書いてもよいですか

書けますが、手で入力する負荷が残ります。口コミ投稿用URLは短縮できるため、短縮したURLとQRコードを併記する形が無理のない落とし所です。印刷前に、どちらも実際に投稿画面へ遷移するか確認してください。

本記事の手順・仕様は2026年10月時点のものです。Googleの仕様は変更されることがあります。

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LocalBuzz Magazine編集部

編集長

店舗集客・MEO・口コミマーケティングを中心に、LocalBuzzマガジンの企画・編集を担当。 Googleマップや口コミ、SNS、LINEなど、店舗ビジネスを取り巻く集客手法について、「店舗運営者が実際に使える情報」を軸に情報を発信しています。 飲食店、美容サロン、クリニック、小売店をはじめとした店舗ビジネスの事例や最新動向をリサーチし、専門的になりがちなMEOやデジタルマーケティングの情報を、できるだけわかりやすく解説することを心がけています。 「口コミを、最高の広告にする。」をテーマに、地域で選ばれる店舗づくりに役立つ情報をお届けします。 担当領域 MEO/Googleビジネスプロフィール/口コミマーケティング/店舗集客/LINE・CRM/SNS活用

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